← 記事一覧に戻る

徳島で採用動画を作るなら、応募者が見ているのは1日

窓から光が差し込む作業場。作業台の上にヘルメットと手袋と工具が置かれ、奥で作業服の人物が機械に向かっている

採用動画を作ろうと決めたとき、最初に浮かぶのは中身の目次だと思います。会社の沿革、事業の説明、代表の挨拶。

先に言ってしまうと、応募を迷っている人はそこをあまり見ていません。見たいのは、その会社で働く1日のほうです。朝は何時に集まって、誰と話し、何時に上がるのか。ここが見えた瞬間に、自分がそこにいる姿を想像できるかが決まります。

徳島で採用動画を考えている方へ、何を撮れば判断材料になるのかを、愛媛・今治から四国全域で動いている立場でお話しします。

徳島の採用で、求人票が伝えきれていないもの

求人票は、書く欄があらかじめ決まっています。職種、給与、休日、勤務地、必要な資格。この欄だけで横に並べられると、条件のいい会社が上に来るだけの話です。

徳島は大鳴門橋と明石海峡大橋で関西へつながっています。応募者が見比べる相手は、隣町の会社だけではありません。

勝負どころは、欄に入らないところにあります。職場の静かさ、話しかけやすさ、失敗したときに誰が出てくるか。文字にすると、どの会社も似たような言葉に揃ってしまいます。映像なら、その会社の空気がそのまま残ります。動画が採用にどう効くのかは採用動画は本当に効果がある?中小企業が映像で求人を変えた事例にまとめています。

応募者が本当に見ているのは、会社紹介ではなく1日

働く場所・一緒に働く人・1日の流れ、の3点

応募者が拾おうとしているものは、3つです。

ひとつめが、自分が立つ場所です。会社の外観ではなく、作業台の広さ、机の並び、更衣室や休憩室の雰囲気。

ふたつめが、一緒に働く人です。年齢の幅、話しかけやすそうか、休憩中の距離感。演出するとすぐ分かるので、普段どおりでいてもらいます。

みっつめが、1日の流れです。朝の集まりから片付けまでを時間の順に並べる。それだけで働く姿が想像できます。

社長メッセージだけでは応募が動きにくい理由

社長が自分の言葉で話すカットは効きます。人柄がそのまま出ますから、この会社は信用できそうか、の判断材料になります。

ただ、それだけだと足りません。入社した人が毎日隣にいるのは社長ではなく、年の近い先輩だからです。社長の言葉は、この会社は大丈夫そうか、に答えます。先輩の言葉は、自分にもやれそうか、に答えます。応募ボタンを押させるのは後ろのほうです。

ですから入口は現場に置いて、社長のメッセージは終盤に短く入れます。

徳島で撮るなら、工場・現場・オフィスをどう撮り分けるか

徳島には、化学や電子部品、木材、農産物の加工など、ものづくりの現場を持つ会社が多くあります。撮る場所で気をつけるところが変わります。

工場や加工場は、音が最初の関門です。機械が動いている横でインタビューを録っても言葉が聞き取れません。作業の音は映像用に別で録り、話は静かな部屋か機械の止まる時間に録る。

屋外の現場は、天気と安全装備で見え方が決まります。保護具を着けている画は、それだけで会社の管理が伝わる材料です。

オフィスや医療介護は、映せないものが多いのが特徴です。書類、モニターの画面、利用者や患者さんの顔。撮影前に一緒に歩いて線を引きます。この線引きは徳島で企業PR動画を作るならにくわしく書きました。

出張撮影で頼むときの、費用の考え方

制作費と出張費は、何がどう変わるのか

制作費が動くのは、撮影の日数、作る本数と長さ、インタビューの人数、編集の作り込み、ドローンを使うかどうか。このあたりです。

出張費は、距離と宿泊が必要かどうかで変わります。徳島へは今治から車で向かいます。撮る量が多い日や、朝の早い撮影、連日になる撮影では、宿泊が入ります。

金額そのものより、見積書のどこに入っているかを見てください。実費が後から積み上がるのか、最初から込みなのか。

1回の訪問で、どこまで撮りきれるか

出張撮影は、気軽に撮り足しへ戻れません。何を撮りきるかは、撮る前に決めます。半日で収まるか1日必要かは、撮る場所の数と人数でほぼ決まります。社内1か所で話す人が2人なら半日、工場と事務所と屋外を回って4人なら1日が目安です。

当日の時間割は高松で採用動画を作るならに開いて書きました。徳島でも組み立て方は同じです。

撮影当日までに、会社側で決めておくこと

当日の出来は、前の日までにどれだけ決まっているかでほとんど決まります。会社側にお願いしたいのは4つです。

  • 出てもらう人を決めて、本人に先に伝えておく。当日いきなり頼むと、断りにくい空気ができます
  • 映してはいけないものを洗い出す。掲示板の予定表、個人が分かる書類など
  • 当日の案内役を1人決める。どこに何があるかを知っている方だと助かります
  • いつもどおり仕事が動いている日を選ぶ。人の少ない日だと、静かすぎる会社に見えます

最後のひとつは見落とされがちです。気を遣って仕事を止めてもらうと、いちばん撮りたい場面がなくなります。

公開したあとの置き場所は、求人媒体・自社サイト・SNSで分ける

作った動画は、置き場所を決めてはじめて働きはじめます。

求人媒体に載せる分は尺の上限があることが多く、音を出さずに見られる前提で作ります。最初の数秒で職場の画が出ること、字幕が入っていること。

自社の採用ページに置く分は長めでかまいません。ここまで来ている人は、もう応募を考えているからです。

SNSの縦型は、まだ会社を知らない人に届ける役。15秒から30秒で、ひとつの場面だけを見せます。

肝心なのは、置き場所を先に決めてから撮ること。あとから縦に切ろうとして、人物の頭が切れていて使えない、ということが起きます。

まとめ

採用動画で最初に決めるのは、何を載せるかではなく、働く1日のどこを見せるかです。働く場所、一緒に働く人、1日の流れ。この3つが入っていれば、応募者は自分がそこにいる姿を想像できます。

正直にお伝えすると、徳島県内での採用動画の制作実績は、これから積み上げていく段階です。ただ、今治は造船とタオルの街で、ものづくりの現場を映すことは身近な題材です。撮り方の考え方は、そのまま徳島へ持っていけます。

撮りたい場所と、話してもらえそうな方の人数を教えていただければ、半日で足りるのか1日必要なのかを一緒に考えます。

よくある質問

Q. 徳島まで出張してもらえますか?出張費はどうなりますか?

はい。愛媛・今治を拠点に、徳島県内をはじめ四国全域が商圏です。機材一式を車に積んで伺います。

出張の費用は、距離と宿泊が必要かどうかで変わります。撮影が1日で終わる場合は交通費などの実費が中心で、朝の早い撮影や連日になる撮影では宿泊が入ります。どちらの場合も実費を含めた形で最初のお見積りにまとめてお出しし、あとから積み上げていくやり方は取りません。

Q. 社員が顔出しを嫌がる場合でも、採用動画は作れますか?

作れます。手元の作業だけを寄りで撮る、後ろ姿や歩いている足元を使う、声だけ残して映像は作業の画に当てる。どれも普通に使う方法です。

大切なのは、撮影の前に本人へ確認しておくことです。出てもらう方を決めたら、顔が映ること、どこで公開されるかを先に伝えてください。当日その場でお願いすると、断りにくい空気ができます。嫌だとおっしゃった方は無理に映さず、仕事ぶりだけを撮る形に切り替えます。