広島県の建築会社様の求人サイトに載せるショート映像です。社長が前に立つ構成で、地上からの撮影とドローンによる空撮を組み合わせました。機材の選定から撮影・空撮・編集まで、私一人で担当しています。
※ ご依頼主のご意向により、社名は伏せて掲載しています。
※ 写真はイメージです
求人票に書けないこと
求人サイトに載せられる情報は、だいたい決まっています。仕事内容、勤務地、給与、休日。条件はきちんと書けます。
ただ、応募する側が最後まで気にしているのは、誰の下で働くことになるのか、現場はどんな場所なのか、といったところではないでしょうか。文字だけでは、現場の広さも、そこにいる人の空気も伝わりません。今回の映像は、求人票では埋まらないその部分を見せるためのものだと考えて作りました。
※ 写真はイメージです
社長に出ていただくことは、こちらから提案しました
この構成は、私からのご提案です。
お会いしてすぐに感じたのは、とにかく人柄の良い方だということでした。その温かさが自然と表情に出る方だったので、演出で作り込むより、話しているところをそのまま映したほうが伝わると判断しました。
撮影では台本を用意せず、私が質問して答えていただく形にしています。書いたものを読み上げていただくと、どうしても言葉が硬くなるからです。
求人映像で「うちはアットホームです」と字幕で言い切っても、見る側の判断材料にはなりません。話している人の顔と口調が映っていれば、見た人が自分で判断できます。必要なのは、説明よりも判断材料のほうだと考えています。
※ 写真はイメージです
地上と空を、役割で分ける
人の表情や作業の様子は地上から。現場全体の広がりは空から。
地上のカメラだけでは建築現場のスケールが画面に入りきりませんし、逆に空撮だけでは人が点になってしまいます。求人映像に空撮を入れる意味は、格好よく見せることではなく、「自分が働く場所」を想像しやすくすることだと考えています。
その日は、空撮を先に済ませました。1人で入っているので、地上のカメラと空を同時に回すことはできません。どちらを先にするか、光がどの時間にどこへ回るか、社長にどれくらい待っていただくことになるか — この順番は自分で組む必要があります。裏を返せば、判断する人間が現場に1人しかいないぶん、決めるのは速い。稼働中の現場に大人数で立ち入らずに済むという面もあります。
制作の概要
- ご依頼主:広島県の建築会社 様(社名非公開)
- 用途:求人サイト向けショート映像
- 構成:社長のインタビュー + 現場のドローン空撮
- 体制:1オペレーション(機材選定・撮影・空撮・編集)
- 撮影機材:Sony α7V / FE 24-70mm F2.8 GM II
- 空撮機材:DJI Mavic Air
- 撮影日数:1日/納品:1本/尺:15秒
採用の映像をお考えの方へ
条件を並べるより、どんな人がいてどんな場所なのかを見せたほうが早いことがあります。少人数で動くので、稼働中の現場でも社員の方の手を止める時間は短く済みます。
求人サイトやSNSに置く映像をお考えでしたら、どんな人に来てほしいのかを伺うところから始めさせてください。愛媛を拠点に、県外もお受けしています。