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ホームページに動画を載せると何が変わる?

ホームページに動画を掲載するイメージ

※ 写真はイメージです

「ホームページはあるけれど、なんだか物足りない」——そんな声をよく耳にします。文章と写真はきれいに並んでいるのに、どこか静かで、伝えたい熱や空気感がうまく届いていない気がする。そんなモヤモヤを感じたことはありませんか。

その解決策として「動画を載せてみては」と言われることがあります。でも、いざ考えてみると「動画を追加すると、具体的に何が変わるの?」というイメージが、なかなか湧きにくいですよね。

私は愛媛・四国で映像制作をしながら、ホームページやLPの制作も手がけています。実は、あなたが今読んでいるこのサイトも、動画とWebの両方を自分で作ったものです。今回は、その両方をやっているからこそ見えてきた「ホームページに動画を載せると何が変わるのか」を、できるだけ正直にお話しします。

動画があるページとないページ、何が違うのか

まず正直にお伝えすると、動画は「入れれば必ず売れる魔法」ではありません。そこを踏まえたうえで、一般的に言われている違いを整理してみます。

一つ目は、ページに滞在してもらえる時間です。文章は「読む」という手間がかかりますが、動画は流れているだけで情報が入ってきます。なんとなく再生ボタンを押して、そのまま最後まで見てしまう——そういう経験は誰にでもあると思います。

二つ目は、伝わる情報量です。たとえば「アットホームな雰囲気の会社です」と文章で書くより、実際に働いている人の表情や声が数秒映るほうが、空気感はまっすぐ伝わります。写真一枚では切り取れない「動き」や「間」を届けられるのが、動画の強みです。

三つ目は、第一印象での説得力です。初めて訪れた人は、ほんの数秒でそのページの印象を決めると言われています。その最初の数秒に動きのある映像があると、「ちゃんとしているな」という信頼感につながりやすいのです。ただし、これはあくまで傾向の話。中身の伴わない動画では、かえって逆効果になることもあります。

どんな動画をどこに置くと効果的か

ひとくちに「動画を載せる」と言っても、置く場所と役割はさまざまです。代表的なパターンを紹介します。

トップページのヒーロー動画
ページを開いていちばん上に、背景として短い映像を流すやり方です。会社の雰囲気や世界観を、言葉より先に伝えられます。数秒で「どんな場所・どんな仕事か」が伝わるので、第一印象づくりに向いています。

会社紹介・自己紹介の動画
「どんな人がやっているのか」を伝える動画です。代表の想いやスタッフの表情が映ると、初めての相手でも安心感が生まれます。特に、人柄で選ばれるお仕事とは相性がいいです。

サービス・商品説明の動画
文章だと長くなりがちな説明を、動画にまとめるパターンです。使い方や仕上がりのイメージを、見ただけで理解してもらいやすくなります。

実績・事例紹介の動画
過去の仕事や作品を短くまとめて見せると、「この人に頼むとこうなる」という完成イメージが伝わります。写真だけの実績ページより、ぐっと具体的になります。

大事なのは、ページの目的に合った動画を、合った場所に置くことです。とりあえず全部に動画を詰め込む、という考え方はおすすめしません。

動画を作るときに気をつけていること(Web制作の視点から)

ここは、映像とWebの両方をやっているからこそ強くお伝えしたい部分です。

一つ目は、表示速度への配慮です。動画は写真よりデータが重く、そのまま載せるとページの読み込みが遅くなります。開くのに時間がかかると、中身を見る前に離れてしまう人もいます。だから私は、画質を保ちながらデータを軽くする書き出しや、最初の表示を邪魔しない置き方を意識しています。

二つ目は、スマホでの見え方です。今はほとんどの人が、スマートフォンでサイトを見ます。パソコンの大画面ではきれいでも、縦長のスマホでは文字が読めなかったり、横長の動画が小さくなりすぎたり——こうしたズレが起きないよう、スマホでの見え方を前提に作ります。

三つ目は、サイト全体とのトーンの統一です。動画の色味や雰囲気が、ページのデザインと合っているか。ここがちぐはぐだと、動画だけが浮いて見えてしまいます。

実は、このサイトにも動画を使っています。作りながら「重すぎないか」「スマホでちゃんと見えるか」「全体のトーンと合っているか」を、自分で何度も確認しました。だからこの三つの大切さは、机上の理屈ではなく、自分の手を動かして実感したことです。

動画とホームページを同じ人に頼むメリット

動画とホームページを、別々の会社や人に頼むこともできます。ただ、そのときにときどき起きるのが「動画とサイトの雰囲気が合わない」というズレです。

たとえば、落ち着いた色合いのサイトに、にぎやかで派手な動画が載る。サイトは丁寧な言葉づかいなのに、動画のテロップ(画面に出る文字)だけノリが違う。一つひとつは悪くなくても、並ぶとどこか噛み合わない——そういうことが起こりがちです。

映像とWebを同じ人が手がけると、このズレを防ぎやすくなります。最初から「同じトーンで作ろう」と考えて進められるからです。サイトの配色に動画の色味を寄せたり、フォントや文字の雰囲気をそろえたり。全体を一つの作品として整えやすいのは、両方を見られる立場ならではだと思います。

もちろん、これは「別々に頼むとダメ」という話ではありません。ただ、統一感を大事にしたい場合には、一人に任せられる安心感がある、ということです。

依頼前に整理しておくと良いこと

「動画を載せたい」と思ったとき、先に整理しておくと打ち合わせがスムーズになるものがあります。完璧である必要は、まったくありません。

  • サイトの目的 — 問い合わせを増やしたいのか、雰囲気を伝えたいのか、採用につなげたいのか。ゴールがはっきりしていると、置くべき動画も決まります。
  • 今あるデザイン資料やブランドカラー — ロゴのデータや、使っている色・フォントの情報。これがあると、サイトと動画のトーンをそろえやすくなります。
  • 載せたい動画の有無 — すでに持っている動画があるのか、これから撮るのか。手元の素材があれば、それを活かす形も考えられます。

これらがそろっていなくても大丈夫です。「まだ何も決まっていない」という段階から、一緒に整理していくこともできます。

まとめ

ホームページに動画を載せると、滞在時間や伝わる情報量、第一印象での説得力に、良い変化が生まれやすくなります。ただし大切なのは、「合った動画を、合った場所に、サイト全体と調和させて置くこと」です。

映像制作とWeb制作の両方を手がけているからこそ、動画とサイトのトーンをそろえたご提案ができます。「文章と写真だけでは物足りない」と感じている方は、まずはお気軽にご相談ください。今のサイトを見せていただければ、どんな動画がどこに合いそうか、一緒に考えていきます。

あわせて、企業がPR動画を作る理由や、愛媛の映像制作の料金相場制作会社とフリーランスの違いの記事も、参考になれば嬉しいです。