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今治のタオル・ものづくり企業こそ動画で伝わる——職人の手元と工場の音を残すという選択

今治の工場で織機のそばタオル生地の手ざわりを確かめる職人の手元

「うちみたいな町工場が、動画なんて大げさじゃないか」——今治でものづくりをされている経営者の方から、そんな声を聞くことがあります。「作っている姿を見せたところで、誰が喜ぶんだろう」と感じている方も多いかもしれません。

私は愛媛・今治を拠点に映像制作をしています。いろいろな現場を撮らせていただく中で感じているのは、じつはまったく逆のことです。結論から言うと、ものづくりの現場こそ、動画がいちばん力を発揮する場所だと考えています。

この記事では、なぜ製造業と動画の相性がいいのか、そして動画がはじめてでも小さく始められる方法を、現場目線でお伝えします。

製造業のPR動画とは——工場と職人を「そのまま」見せる映像のこと

製造業のPR動画とは、工場の様子や職人の作業、製品ができあがるまでの工程を映像で記録し、会社の魅力として発信するものです。かっこいい演出や有名なタレントは必要ありません。ふだんの現場を、ふだんのまま撮る——それだけでも十分に魅力が伝わりやすいのが、ものづくりの動画の特徴です。

今治にはタオルをはじめ、長く続くものづくりの会社がたくさんあります。ただ、その現場の魅力が外にほとんど発信されていないケースが多い——もったいないな、と現場で感じています。中で働く方にとっては「当たり前の日常」でも、外から見ると立派な見どころ、ということはよくあります。

文章と写真では伝えきれない3つのもの

会社案内のパンフレットや、ホームページの写真。もちろんどちらも大切です。ただ、ものづくりの現場には、それらではどうしても伝えきれないものがあります。代表的なものを3つ挙げます。

1. 職人の手元の動き

タオルの検品でわずかなほつれを見つける指先。機械を調整するときの、迷いのない手つき。こうした動きは、写真では一瞬しか切り取れません。動画なら、長年の経験がにじむ「間」や「リズム」まで残せます。「高い技術があります」と文章で書くよりも、手元を映した数秒の映像のほうが雄弁なことは、決して珍しくありません。

2. 工場の音と空気感

織機が規則正しく動く音。蒸気の音。働く人たちの声の掛け合い。工場には、その会社にしかない「音」があります。音は文章にできませんし、写真にも写りません。動画だけが持ち帰れる情報です。工場の音がそのまま入った映像は、見る人に「本当に動いている会社なんだ」という安心感を届けてくれます。

3. 工程の流れ——1本の糸がタオルになるまで

糸から布へ、布から製品へ。ものが姿を変えていく過程は、それ自体がひとつの物語です。写真を何枚並べても飛び飛びになってしまう流れを、動画なら1本につなげて見せられます。展示会や商談の席で「うちはこうやって作っています」と映像をお見せできると、言葉だけの説明とは説得力がまるで変わってきます。

作り手の顔が見えることが、採用と取引先への信頼になる

もうひとつ、現場で強く感じていることがあります。それは、「誰が作っているか」が見えることの価値です。

採用の場面を想像してみてください。求人票の条件だけでは、職場の雰囲気までは分かりません。「どんな人が働いているのか」「自分になじめそうか」——応募する側がいちばん知りたいのは、じつはそこです。働く人の表情や職場の空気が伝わる動画は、応募のきっかけになるだけでなく、入社後の「思っていたのと違う」を減らすことにもつながります。人手の確保に悩む会社ほど、条件よりも先に「人」を見せる価値があると感じています。

取引先に対しても同じです。はじめての相手と取引を始めるとき、会社の中が見えるかどうかで安心感は大きく違います。ホームページに現場の動画が1本あるだけで、「きちんとした会社だ」という印象の土台になってくれます。とくに遠方の取引先との商談や、ECでの販売では、産地や作り手のストーリーがそのままブランドの厚みになります。今治タオルという産地の名前に自社の顔を重ねて見せられるのは、地元のものづくり企業ならではの強みだと思います。

動画がはじめてでも大丈夫——小さく始める3つの方法

「言いたいことは分かった。でも、何から始めれば……」という方のために、小さく始める方法を3つご紹介します。あくまで一例ですが、どれか1つから始めれば十分です。

1. 会社紹介のPR動画を1本作る
ホームページに置く、1〜2分ほどの動画です。工場の様子、職人の手元、代表のひとことを1本にまとめます。一度作れば、商談・展示会・ホームページと場面を選ばず使い回せるので、最初の1本としていちばんおすすめです。

2. リクルート動画を作る
働く人と職場に焦点をあてた動画です。求人情報と併せてホームページに置いておけば、応募を考えている人に会社の雰囲気を先に伝えられます。

3. SNS用の縦型ショート動画から試す
スマホで見る30秒前後の短い動画です。製造工程の一部を切り取るだけでも、ものづくりの現場は見ていて飽きません。まず1本のPR動画を作り、そこから短く切り出してSNSに使う、という順番も現実的です。

費用は映像の長さや撮影日数によって変わりますが、NAVY_BLUEでは15秒からの映像制作を3万円〜という目安でお受けしています。詳しくは愛媛の動画制作の料金相場の記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。また、今治の会社が地元の制作者に頼むメリットや制作の流れはこちらの記事で詳しく書いています。

まとめ——現場そのものが、いちばんのPR素材です

職人の手元、工場の音、糸が製品に姿を変えていく工程——ものづくりの現場には、文章と写真では伝えきれない魅力が詰まっています。そしてその魅力は、採用でも取引でも「この会社なら」という信頼につながっていきます。

「何を撮ればいいか、まだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。むしろ、現場をご一緒に歩きながら「ここが絵になりますね」と探していくところから始まるのが、ものづくりの撮影だと感じています。

NAVY_BLUEは今治を拠点に、愛媛・四国全域で撮影に伺っています。「うちの工場、動画になるだろうか」——そんなざっくりした疑問だけで大丈夫です。まずはお問い合わせからお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 撮影の費用はどれくらいですか?

15秒からの映像制作を3万円〜という目安でお受けしています。内容や撮影日数によって変わりますので、まずはご予算とご希望の使い道をお聞かせください。

Q. 今治以外の工場でも撮影は可能ですか?

はい、今治を拠点に愛媛・四国全域で撮影に伺っています。