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会社の周年記念、動画に残すと何が変わる? — インナーブランディング効果

周年記念や社内イベント動画をイメージした、ネイビーとゴールドを基調にした抽象的なカット

※ 写真はイメージです

「創業何十周年の節目に、何か形に残るものを作りたい」「表彰式や社員旅行を、その場限りで終わらせるのはもったいない」——今治や松山の企業でも、周年記念や社内イベントを動画に残すことに関心を持たれる方が、少しずつ増えているように感じます。

ただ、外向けのPR動画や採用動画と違って、社内向けの動画は「作って何になるのか」がイメージしにくいところがあります。費用をかけて撮っても、当日に一度流して終わりなら意味がないのでは——そう感じるのも自然だと思います。

この記事では、周年記念動画や社内イベント動画に何ができるのかを、撮影・編集の現場に立ってきた立場から整理してお伝えします。

なぜ今、社内向けの動画が注目されているのか

インナーブランディングとは、自社の理念や価値を、お客様ではなく「社内の人」に向けて伝えていく取り組みのことです。ブランディングというと外向きの発信を思い浮かべますが、まず働いている本人たちが自社を良い会社だと思えているか——そこを整えていく考え方です。

ここ数年、企業の動画といえば採用や集客のための「外向き」のものが中心でした。実際、私のところにいただくご相談も、会社紹介や求人向けの映像が中心です。一方で、映像制作会社が公開している活用事例を見ていると、社内向け・インナー向けの動画がひとつのジャンルとして紹介される場面が増えてきたように感じます。

背景にあるのは、人が採りにくい時代になったことではないでしょうか。新しく人を迎えるのが難しいのなら、今いる方に長く働いてもらうことのほうが大切になります。求人票やPR動画で外に向けて伝えている「うちの会社の良さ」を、社内にも同じだけ伝えられているか。その問い直しが、社内向け動画への関心につながっているのだと思います。

周年記念動画に残すと何が変わるのか

周年記念動画とは、創業何周年といった節目に合わせて、会社の歩みや現在の姿を1本の映像にまとめたものです。式典そのものを記録映像として撮る場合もあれば、当日会場で上映するための映像を先に制作する場合もあります。

いちばん大きいのは、会社の歩みを「同じ画面」で共有できることだと思います。創業のいきさつや、苦しかった時期をどう乗り越えたかという話は、社史やパンフレットに書かれていても、あらためて読む機会はなかなかありません。当時の写真や、長く勤めている方の言葉が映像になっていると、文字なら飛ばしてしまう部分にも自然と目が向きます。

もうひとつが「自分ごと化」です。採用動画は、まだ会社を知らない人に向けて、外から見た魅力を伝えるためのものです。それに対して周年記念動画は、すでに働いている人が「自分もこの歩みの中にいる」と感じられるかどうかが軸になります。同じ会社を撮っていても、見せる相手が違えば、何を残すかも変わってきます。ここが採用動画といちばん違うところだと感じています。

取引先や地域の方にお見せできる形が残るのも利点です。周年のご挨拶に映像を添えられれば、長く続いてきたこと自体が会社の信頼として伝わります。外向けのPR動画の考え方は、企業PR動画を作るべき理由をまとめた記事でも触れています。

社内イベント動画でできること

周年のような大きな節目でなくても、動画に残す価値のある場面は社内にたくさんあります。

  • 表彰式 — 表彰された本人だけでなく、その仕事が何を評価されたのかを全社で共有できます
  • 忘年会・懇親会 — ふだん接点のない部署同士のやりとりや、素の表情が残ります
  • 社員旅行・社内行事 — 何年か経ってから見返したときに、いちばん価値が出てくる種類の記録です
  • 入社式・研修 — 入った時点の空気を残しておくと、あとから振り返る材料になります

こうした場面は、その日限りで消えてしまいがちです。スマホで撮った写真がフォルダの奥に眠ったまま、翌年には誰も開かない——よくあることではないでしょうか。まとまった1本の映像にしておくと、社内で共有できる「資産」として残しやすくなります。

もうひとつ実務的な利点が、その場にいなかった人と共有できることです。拠点がいくつかあって全員は集まれない、当日どうしても出られない人がいる——そんなときも、映像があれば後から同じ場面を見てもらえます。撮り直しのきかないイベントの現場で気をつけていることは、イベント・スポーツ撮影の記事にまとめています。

制作の流れと目安の期間

「頼んでからどれくらいでできるのか」は、はじめての方には見えにくいところだと思います。おおまかな流れと期間の目安は次のとおりです。あくまで一例で、内容によって前後します。

  1. ヒアリング・打ち合わせ(数日〜1週間) — 誰に何を伝えたい映像なのかを整理します
  2. 構成・準備(1〜2週間) — 当日の進行、撮る場面、使いたい過去素材(写真・古い映像)を確認します
  3. 撮影(半日〜数日) — 式典やイベント当日の記録に加え、事前にインタビューを撮ることもあります
  4. 編集・確認(2〜3週間) — 編集した映像を見ていただき、修正を反映します
  5. 納品

トータルでは、おおよそ1〜1.5か月が一つの目安です。周年記念や社内イベントは日程が先に決まっていることがほとんどですから、当日から逆算して早めにご相談いただけると準備に余裕が生まれます。とくに古い写真や過去の映像を使いたい場合は、社内で探して集めていただく時間も見込んでおくと安心です。

今治を拠点に、四国全域へ

NAVY_BLUEは今治を拠点に、松山をはじめ愛媛県内、そして四国全域で映像制作を承っています。地元だからこそ、現場に足を運んで話を聞き、その会社らしさを映像に落とし込むことを大切にしています。

「周年に何かしたいけれど、何を作ればいいかまだ決まっていない」——そんな段階でもまったく問題ありません。むしろ、決まっていないところから一緒に考えていくのが得意です。

まとめ

周年記念動画や社内イベント動画は、外に向けたPRとは目的が違います。今いる方に会社の価値を伝え、これまでの歩みを自分ごととして受け取ってもらう——インナーブランディングという視点で見ると、社内向けの映像にも十分な意味があると思います。制作は目安として1〜1.5か月ほど、日程の決まっている行事はそこから逆算して早めに動くと安心です。

「うちの周年、何ができる?」という、ざっくりしたご相談だけで大丈夫です。今治・愛媛で周年記念動画や社内イベントの撮影をお考えの方は、まずはお問い合わせからお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 社員が映るのを恥ずかしがりそうですが、大丈夫でしょうか?

カメラの前で話すのが苦手な方は多いので、必ずしもインタビュー形式にする必要はありません。作業中の様子や会話の場面を自然に撮る、話していただくのは希望される方だけにする、といった組み立て方もできます。どこまで人を映すかは、事前の打ち合わせで一緒に決めていければと思います。

Q. 何人くらいの会社から依頼できますか?

規模は問いません。少人数の会社でも、拠点がいくつもある会社でも承っています。人数や会場の広さによって撮り方・当日の段取りは変わってきますので、参加される人数と当日の流れをお聞かせいただければ、それに合わせた進め方をご提案します。